鳥害対策
ABOUT PIGEONハトについて
ハトの特徴
日本はドバトとキジバトがおり、主な被害はドバトです。ドバトはいくら追い払ってもしばらくすると舞い戻る習性があります。
ドバトが驚異的な繁殖力を持っており、年に5~7回産卵し、1度に2個の産卵 主に3月~11月まで繰り返します。寿命が長く、寿命約20年 10年は繁殖可能です。
ハトによる被害
ドバトが引き起こす被害のほとんどが「糞害」です。
糞害
異臭(巣は泥と枯草で出来ています)
ハトにつくノミ・ダニによる二次被害
騒音
本当は怖い!
ハトの病原菌
あちこちで見かける鳩の糞。
また、目には見えなくても辺りを舞っているかもしれない鳩の羽毛。感染症の原因となるウイルスや病原菌を運びます。
従業員の方の健康を守るためにもしっかりとした対策が必要です。
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クリプトコックス症
最も多い病気で、死亡例もあります。
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オウム病
国立感染症研究所によると、2006年4月から2017年3月末までに報告があった感染者数は計129人。今年は妊娠中の女性2人が相次いで死亡しています。
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トキソプラズマ症
妊娠中に初感染した場合、胎児に影響が出ます。
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鳥インフルエンザ
トリに対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症です。
ハトによる被害報告
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DAMAGE.01
汚れで製品、設備が台無し
工場や倉庫ではハトの糞が製品、設備についてしまう事による損害があります。
製品そのものの価値がなくなってしまう他、気づかずに出荷してしまうと大規模なクレームに発展してしまいます。商品についた糞を掃除するにも人の手が必要となってしまい結果として人的コストがかかってしまう事となります。 -
DAMAGE.02
現場が害虫で溢れる
糞そのものの影響もありますが、それによって引き起こされる問題もあります。そのひとつが、害虫の発生です。例えば害虫の代表例であるゴキブリ。ゴキブリは鳩の糞まで餌にします。鳩の糞をそのまま放置することは、ゴキブリの食事を用意することと同じなのです。人間にとって不快なことはもちろん、衛生面でも大きな問題となってしまいます。
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DAMAGE.03
鉄骨が落下する可能性
鳩の糞による金属の腐食も問題視されています。鳩の糞には酸成分が含まれています。少量がかかるだけであれば大きな問題にはなりませんが大量の糞となると決して無視できる問題ではなくなります。工場や陸橋では鉄骨などがむき出しになっている場合も多く、腐食には十分な注意が必要です。
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DAMAGE.04
鳥は白い車を狙って糞
1日の間に鳥の糞がどれくらい付けられるか英ブリストル大学が1760台の車を対象に調査しました。
結果、白い車の6割以上で糞害が5カ所以上に上り他の色の車に比べて明らかに多かった。
鳩が減らない理由
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天敵がいない
ハトは育雛と抱卵を同時に行い、1年により多くの繁殖が可能。天敵が少ないことも鳩が減らない理由の一つ。鳩の天敵はワシ、タカ、フクロウ、カラス、猫だが、生活圏内で見かけることが多いのはカラスと猫だけ。遭遇する可能性が低い為、捕食される心配はない。
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捕まえてはダメ
鳩は駆除の為に殺傷する事も、捕獲し卵を捨てることも禁止されてます。破ると鳥獣保護法に引っ掛かります。「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」公園で鳩にエサをあげる事により鳩が繁殖する大きな原因になってます。鳩は、周囲を何かで囲まれた空間を好みます。 工場や倉庫の場合は天井の梁やダクトなども鳩は安全に営巣ができる場所です。鳩にとって絶好のねぐらになります。
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1000km先からも戻ってくる
鳩の習性としてよく知られているのは帰巣本能です。動物の中には帰巣性を持つものがあり生まれたときから帰る場所がわかってます。伝書鳩やレース鳩などは、この習性を利用しています。ドバトの帰巣本能は非常に強く、500km~1,000kmもの距離が離れていても戻ってくることができます。
鳩の被害レベル
鳩の被害レベルは4段階あります。レベルによって対処すべき鳩対策の方法がかわってきます。
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LEVEL.1
移動中の羽休めとして、滞在時間も短い為この時点では被害も少ない。
「騒音被害」や「糞による軽度の汚れ」が中心。
ただし、この段階で未対策の場合、鳩が安全な場所として認知し、次の段階に進みます。 -
LEVEL.2
休憩鳩が安心できる場所と認知し、えさを待っている間、仲間を待つ場所として定住し始める。近くに安心できる場所がないか確認してる。
この段階から一定の場所で糞の量が増加する。そして商品や洗濯物の汚れもおこります。 -
LEVEL.3
待機鳩として安心した鳩は、ベランダの室外機の裏、3方向囲まれている場所を安全な場所とします。
長時間滞在する為、騒音被害、大量の糞による被害など大きな被害へと発展します。 -
LEVEL.4
一度安全な場所と認識した鳩は、帰巣本能・縄張り意識により、簡単には出て行きません。
また長時間滞在するためレベル3以上、大きな被害が発生します。
一年で5~7回の産卵 → 2個ずつ
ABOUT PIGEONハトについて
- FLOW.01
- 現場調査
- FLOW.02
- 高所作業の選定高所作業の場合、足場or高所作業車
- FLOW.03
- 施工方法の選定被害レベルを確認の上施工方法を選ぶ
- FLOW.04
- 施工手順書の作成担当者様にお見積りと一緒に提出する
- FLOW.05
- 施工日時、施工方法の確定
- FLOW.06
- 施工
- FLOW.07
- 施工後の監査経過